僕が日報から学んだことと、書く意味を伝えたい

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日報書いてますか?
僕は今の会社で毎日、日報を書いています。


今までの会社では日報は無かったし、「えっ?日報?めんどくさいだけやろ?」と思っていました。 もしかしたら、あなたも同じように思っているかも知れませんね。


でも、今は日報ってめっちゃ重要やなと思っています。 今日は先輩との日報のやりとりが100回を超えた記念として、僕が日報を通して学んだことと、書く意味を記事にしたいと思います。(何の記念やねん)

目次

日報を書くことで学んだことを整理できる

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僕は、転職した初日に少しがっかりしていました。それは、日報を毎日書くことを義務付けられたからです。 「日報って美味しいん?」ぐらいの気持ちでいたので、今思えば何とアホやったんかなと感じます。


だからこそ、もしあなたが今、会社で日報を書かされていて、「面倒くさいな、嫌だな」と思っていたらその気持ちはすごく分かります。


僕はブログで日々の学びを記事にすることがありますが、日報も同じです。 その日学んだことや行ったことを文字にし情報を整理します。


”何かを”経験した時、文字にしないと様々な情報が頭の中にあり、混乱しています。 何を理解して、何を理解していないのか…など、文字に起こすことによって明確化され、綺麗に整理できます。

日報を書くことで、人に伝えることの練習になる

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会社によって、日報の提出先は違うかも知れませんが、僕の場合は直属の先輩・上司・同じ部署内のメンバーです。 基本的には直属の上司が日報の内容についてフィードバックをくださるのですが、他の人も見るという前提なので文章の書き方を工夫しなければいけません。


「全く僕の業務を知らない人に、内容を伝えるにはどうすれば伝わりやすいだろうか?」


「限られたスペースでその日行ったことを伝えるにはどんな書き方が伝わりやすいか?」


など、伝え方を意識します。 これって、仕事をする上ですごく大切です。メールや電話、プレゼンなど、仕事は基本的に他の誰かとコミュニケーションを取って行っていくもの。上記のように”いかに相手に伝わるようにするか”という考え方で日々仕事をすることで対人面でのコミュニケーションにおけるスキルが伸びて行きます。

日報を読み返すことで自身の成長が見える

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先輩との日報のやりとりが100回を超えて、僕は改めて最初から読み直しました。 以前はできなかったけど、今はできるようになったこと、以前も今もまだできていないことなど読み返して見ると様々なことが見えてきます。


僕の場合、一番大きな変化は記載内容の『具体性』でした。 転職したてのころの文章は、全ての文章が抽象的でした。これでは結局のところ、1日の中で何を行ったのか、何を学んだかは他の人に伝わりません。


毎日のように、「最終のアウトプットイメージもっと具体的にして」「目的を明確にして」「ターゲットをもっと具体的に」と言われ続けている中で、少しずつ具体的に思考できるようになってきたんだと思います。この成長を見れた事は、答えのない仕事をする上で嬉しい変化でした。

日報を通して先輩から学んだこと

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僕の会社では日報で記載する内容の中に『1日を振り返って』という欄があります。


・頑張れた事
・頑張れなかった事
・こうしたい事
・困っている事
・確認したい事


などを記入するのですが、提出した次の日に先輩がその内容について、アドバイスやフィードバックをくれます。 僕の直属の先輩は素晴らしい方なので、要領の悪い、僕に毎日真剣にフィードバックを与えてくれます。


いくつか、紹介させてください。

仕事の進め方について

「自分が知っている範囲の中でやり方を決めてしまう」という考え方ではなく、「このように仕上げたい」という目的をベースにし、分からない事知らない事は自ら調べ取り組んでいく仕事の進め方は、これからも大事にして行きましょう。

「答え」を導くために重要なことが、常に「目的」(目標)を明確にしておくことと、「仮説」をもって取り組むことだと思います。目的(目標)を明らかにし、現状と見比べた時に何が必要か。その結果としては、あえて「前回のまま」が良い、ということもあるかもしれません。その判断の為にも仮説立てを行い、打ち手としてできる事はどのようなことがあるのか検討する。これもまたPDCAですね。

作業に追われると見過ごしがちになってしまいますが、「何の為にそれをするのか」「なぜそれをするのか」といった視点に常に立ち返ることができるようにしたいものです。

5W1Hを基本に、初めてその案件に触れた人でも分かりやすく…という考え方は、稟議書以外にも議事録や報告書、各種企画書にも活用すべき基本となる視点です。これは相手に対しての配慮であることだけでなく、自分の意図ややりたいことを通すことにも繋がります。


ってこれだけで本が出来上がってしまいそうなほど、学びの大きいフィードバックばかりです。(ほんま、ありがたいなぁ)

日報を書くにもちゃんと目的を持たないと意味がない

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僕は、日報を書く目的として以下のことを意識しています。


・学んだことを忘れない・定着させる為に経験したことを自分自身で整理する


・何で現状困っているか、どの部分に困難を感じているかを伝える


・自分が見ている視点と先輩が見ている視点を比べて、その差を埋める


このように目的をもつことで、意味が出てきます。 目的もなく、”ただ単に書くことを義務付けられているから”と思って書いていると 書くことが目的になってしまい、学びがありません。


僕はありがたいことに、素晴らしい先輩に恵まれ、日報から多くのことを学びました。 今では、このフィードバックの日報が宝物のようになっています。


正直、後輩ができた時にここまで真摯にフィードバック、指導が出来る気がしませんが 僕自身が学んだことを伝えられたらと思います。この記事のように。


それでは、今日はこの辺で。


I REP MYSELF!!!