Shing02の「No.13」は不思議な心地よさがある【HIPHOP】

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時々、気持ちを沈めたくなります。 そんな時に聴くのは暗めのHIPHOPが最適。


今日は、”心地の良い暗さ”がある曲を1つ紹介させてください。

Shing02 - No.13 reprise

HIPHOPヘッズのみなさまはご存知かもしれませんが、Shing02の「No.13 reprise」という曲です。(reprise版ね)

youtu.be

胸のイタミ13階から見た景色
目の前に広がる夜景
やけに静けさが遠くに感じる屋上
足が臆病になるのも押さえ
6秒間の黙祷に人生がよぎる
振り返れば一瞬の儚さなればこそ
枯れたこの目に映るぼやけた映像は止まっている
気づけば出口を必死に探していた
この迷路の向こう側は新しい入り口になるから
嗚呼、あの人のあの一言あの出来事出来心がのしかかる
やっかいな社会の重みが手首の刃物
だって人間だもの
煮え湯を飲まされて、喉元すぎれば熱さは体の隅々まで届く
今夜ほど孤独に感じたことはない
何をしても、咳をしても一人
息を引き取り消えてしまう前に
それを知っただけでもありがたい
去りがたい場所があってこその旅立ち
生命力そのものをも上回る、偉大な悲しみの力
静かに私を迎えに来た、後を濁さずに発つこの地から
しかしこれほど潔い清い気持ちは、いまだかつてあっただろうか
初めて、確かに何かをしたいと思い
それを実行するときが来た
階段を上り、足をかけるだけのこと、ただそれだけ
冷たい風の応援を背に、この一時は永遠に続く
もう私の頭上に太陽は昇らない
それが正しいのです、たぶん
だらだらと続いてしまった駄文に恐縮ながら
終止符を打つ。


さようなら、私の記憶
さようなら、私の顔


リリックを見て気づきましたでしょうか。 いわゆる”飛び込む”前の気持ちを歌った曲です。


でも暗いだけじゃなくて、「穏やかさ」とか「心地よさ」みたいな不思議な魅力がこの曲にはあって、何度もリピートしまうんですよね。 たまには、こういう音楽で気持ちを沈めるのも良いですよ。


それでは、今日はこの辺で。
I REP MYSELF!!!