松浦弥太郎さんの25歳の人たちへのアドバイスが素晴らしすぎた。
20代中盤から、20代後半って漠然と”働く”とか”生き方”のような抽象的な悩みがある時期なんじゃないかなって思ってます。(30代以降もこれって続くんですかね?人生の先輩!?)
そんなタイミングで、昨年購入した松浦弥太郎さんの本、『もし僕がいま25歳なら、こんな50のやりたいことがある。』が僕にとって、上記の悩みを考える上でとても良いヒントになったので、是非紹介させてください。
人生で大切な3つのポイント
この本、まえがき部分で松浦弥太郎さんの伝えたい、人生で大切な3つのポイントを説明してくれています。
①『世の中の多くの人は、いつも誰かを探しています』
②『人はいつも、自分を助けてくれるものを探しています』
③『収入とは、人に与えた感動の質量に比例するものです』
今回はこの3つのポイントを中心に、本文を引用しつつ、説明いたします。
①『世の中の多くの人は、いつも誰かを探しています』
人を受け入れる権限をもった人や経営者たちはみなさん、誰かいい人材はいないかといつも探しています。カフェやバーといった行きつけの店でも、目を皿のようにして、いい人材を探し、いたら声をかけてスカウトし、引き抜くのです。
引用:もし僕がいま25歳なら、こんな50のやりたいことがある。
正規雇用のルートではなく、日々の出会いから生まれるチャンスがあり、優秀な人ほど引き抜かれていきます。たとえば、就職できずにしかたなくここでアルバイトをしています、と思ってしまうかもしれませんけど、実はその場に、チャンスがたくさん転がっているということです。そのことに若いころはなかなか気づきません。
引用:もし僕がいま25歳なら、こんな50のやりたいことがある。
僕の場合はスカウトではありませんが、前職の会社で、当時働きたかった別部署への異動を希望し役員に相談したところ、僕の上司や会社の規定を飛び越して異動できた経験があります。
案外、正規のルート以外にも様々な道があるもんだなと驚きました。
また、ここ最近Webで盛り上がりを見せているVALUのサービスでVALUERになる人も、常にいい人材はいないかと人を探しているように思えます。
第一のポイントから、いつどんなタイミングで誰が見てくれているか分からないので、常に自分を高めておこうと思うようになりました。
②『人はいつも、自分を助けてくれるものを探しています』
結局、人はなににお金と時間を使うというと、自分を助けてくれるものを探して、それにお金と時間をつかいます。現実逃避や自己投資もそうですし、人は自分を助けてくれるものにしかお金と時間をつかいません。
引用:もし僕がいま25歳なら、こんな50のやりたいことがある。
この原理を知っていれば、その時代に売れているものが、なぜ売れているのかもすぐわかります。
引用:もし僕がいま25歳なら、こんな50のやりたいことがある。
あなたは今日、何にお金を使ったでしょうか?本を買ったとしたら、『現在の仕事の悩みを解決してくれそうな本』かもしれませんし、初デートの相手と映画に行ったなら、『緊張して何を話していいか分からない』という悩みを解決するためのものかもしれません。
誰でも撮影した写真を売り買いできるスナップマートというサービスは、気軽に写真をとってお金を稼ぐことができる撮影者側と、一般の方が撮影した親しみやすい写真を広告(UGC)として低価格で購入できる企業側の、両方の要望を繋ぐことで急激に成長しています。
僕自身は第2のポイントで、”どんな人に、どうやって助けることができるか”を考えるきっかけになりました。
③『収入とは、人に与えた感動の質量に比例するものです』
収入の多い少ないは、なにに比例するかを知ってもらいたいのです。それは時間でも努力でもなく、運でもありません。実は、収入に比例するものとは感動の質量であり、わかりやすく言うと、何人の人にどのような感動をどれだけ多く与えているかということです。
引用:もし僕がいま25歳なら、こんな50のやりたいことがある。
つねに自分の収入がなにに比例しているのか、それは喜んでくれたり感動してくれた人の数だと知っておきましょう。収入の多い少ないは、別に不平等なことではなく、世の中のしくみです。
引用:もし僕がいま25歳なら、こんな50のやりたいことがある。
インターネットの世界にもたくさんのお金を稼ぐ人がいます。彼ら彼女らはインターネットという世界中を繋ぐものの中でより多くの人に喜びを与えたり、感動を届けた結果、収入を増やしています。
そう考えると、自分もより多くの人に喜んでもらえるようなコンテンツを作ろう、サービスを作ろうと思いませんか?
僕は、このブログでできるだけ多くの人に喜んでもらえるような記事を書いていきたいです。それが回りに回って自分の豊かさにも繋がると思っています。
まえがき以外も素晴らしい内容です
上記3つのポイントをこれから、生きていく上での大きな指針にしようと思っています。
また、本書は松浦弥太郎さん独特の優しい言葉で大切なことがいくつも書かれているので、この記事で気になった方はぜひ読んでみてください。
もし僕がいま25歳なら、こんな50のやりたいことがある。 (講談社+α文庫)
- 作者: 松浦弥太郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/03/18
- メディア: 文庫
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それでは、今日はこの辺で。
I REP MYSELF!!!